飲む点滴と言われる甘酒
昔から、「飲む点滴」と言われるなど、栄養豊富なことで知られている甘酒。
最近では“発酵”や“菌”が美容・健康ワードとして注目を集めていることもあって、改めてその効果に注目が集まっていますよね。
女優の永作博美さんやHKT48の指原莉乃さんも、美容法の一つに甘酒を取り入れていることを明かしています。
「米麹の甘酒」と「酒粕の甘酒」の違い
ところで、甘酒には「米麹の甘酒」と「酒粕の甘酒」の2種類があるのをご存知ですか?
2つともお酒を作る過程で作られるものなのですが、実は「米麹の甘酒」と「酒粕の甘酒」には、成分に大きな違いがあるんです。
では、お酒の作り方と一緒に説明します。
お酒の原料であるお米に麹菌を繁殖させた米麹に、お湯を加えて作られるのが「米麹の甘酒」です。
一方、米麹に清酒酵母・蒸したお米・お水を加えてアルコール発酵させて作られたもろみを搾った時に残る、絞りかすにお湯と砂糖を加えたものが「酒粕の甘酒」になります。
米麹の甘酒は、麹菌がお米のデンプンを分解したときにできたブドウ糖が甘みの元になっているので、お砂糖もアルコールも含まれていません。
一方で酒粕の甘酒は、お砂糖と微量ですがアルコールも含まれています。
「米麹の甘酒」は美肌&疲労回復に!
では、それぞれの甘酒の効果の違いをご紹介したいと思います。
まず「米麹の甘酒」には、お米を麹菌が分解したときに作られたブドウ糖が含まれています。
ブドウ糖はすぐに脳で使うことができるため、疲労回復にとっても効果的なんです。
「飲む点滴」と言われているのも、実はこの米麹の甘酒の方なんです。
また、米麹の中に含まれているエルゴチオネインという成分は、ビタミンCよりも強力な抗酸化作用を持っていて、紫外線を受けた肌の炎症を防いでくれる効果があります。
この「米麹の甘酒」には、今大注目の「飲む日焼け止め」と同じような効果を発揮してくれる効果が期待できるんです。
「酒粕の甘酒」はダイエット、睡眠改善に!
一方の「酒粕の甘酒」にはレジスタントプロテインという成分が含まれていて、これが腸の中で油と一緒になると、油を吸収せずに排出してくれる効果があります。
また、「酒粕の甘酒」にはお砂糖が含まれていますが、実はお砂糖の方がブドウ糖よりも少ない量で甘みを出せるので、カロリーも低くなっています。
低カロリーで、かつオイルカット効果も高いので、「酒粕の甘酒」はダイエットの強い味方になってくれます。
また、「酒粕の甘酒」に含まれる清酒酵母は、眠気を誘うアデノシンという脳内物質の作用を強めてくれるので、眠りの質改善にも効果的です。
オススメの甘酒を紹介!
では私が愛飲している、オススメの甘酒を紹介します。
私は「何が何でも美肌になりたい!」と常日頃思っているので(笑)、普段は「米麹の甘酒」を飲んでいます。
中でも、マルコメの『糀甘酒 豆乳ブレンド』がお気に入りです。
原料は豆乳、米、米こうじ、食塩のみなので、とってもピュアな甘酒を味わうことができます。
そしてなにより、あっさり味でめっちゃ美味しいんです!
豆乳も甘酒も、単体だとなかなかクセのある味をしていますが、一緒にすることでとっても味がまろやかになって、グビグビと飲める味になっています。
私は縁日などで売られている甘酒は甘すぎて苦手ですが、これなら全然美味しく飲めます。
常温保存で半年くらい賞味期限もあるので、まとめ買いしてストックしています。
ちなみに、「酒粕の甘酒」は、Amazonなどでチェックしてみると、森永の甘酒が一番人気みたいですね。
原材料は砂糖、酒粕、米麹、食塩、酸味料のみで、酒粕と米麹は国産にこだわって作られています。
こちらも常温保存OKみたいです。
甘酒の味が苦手なひとにはサプリも
どんなに飲みやすい味に工夫されていても、「どうしても甘酒の味が好きになれない」「味に飽きやすくて続けられない」という人もいるかもしれません。
そんな人には、甘酒の成分をギュッと凝縮したサプリメントもオススメです。
「あまざけ美人酵素」は、甘酒成分として注目されるエルゴチオネインのほか、GABA、ビタミンB、乳酸菌、コラーゲン、ポリフェノールなど美容に嬉しい成分が含まれていて、1日分約3kcalなので、ドリンクタイプよりも圧倒的に低カロリーです。
さらに、初回購入500円、2回目行こうは2,980円となり、1日あたりのコストは70円ちょっとなので、こちらもドリンクタイプよりも安く済みます。
興味のある方はぜひ公式サイトをチェックしてみてください。
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