NHKの特集で話題の“痩せる脂肪”とは!?
先日、NHKのBSでやっている「美と若さの新常識」という番組を何気なく見ていたら、
痩せている人は“痩せる脂肪”を持っている
という興味深い特集をやっていました。
脂肪なのに痩せる!?と、一見チグハグなことを言っているように聞こえますよね。
でもこれがダイエットの新常識になるような発見らしいんです!
その“痩せる脂肪”の正体というのが褐色脂肪細胞(かっしょくしぼうさいぼう)と呼ばれるもので、首〜肩〜鎖骨のあたりに存在しています。
私たちがイメージする脂肪、いわゆる“お肉”はこれとは違う、白色脂肪細胞(白色脂肪細胞)と呼ばれるものになります。
そしてこの褐色脂肪細胞は、痩せている人には多く存在し、太っている人はほとんど持っていないのだそうです!
痩せる脂肪の働きは?
その褐色脂肪細胞を持っているとなぜ痩せるのか?とても気になりますよね。
実は褐色脂肪細胞は、脂肪を燃やすヒーターの役割を果たしてくれているんです。
普段、褐色脂肪細胞は細胞内に蓄えられた脂肪を使って熱をつくるのですが、その脂肪がなくなったら白色脂肪細胞に蓄えられた脂肪も使って熱を産むので、「褐色脂肪細胞が多い=痩せやすい」と考えられるのだそうです。
その証拠に、褐色脂肪細胞が活性化すると、基礎代謝が上がるという研究データも紹介されていました。
褐色脂肪細胞は年齢とともに減ってしまう!!!
筋肉のない赤ちゃんが熱を作り出すために持って生まれてくるものだと考えられている褐色脂肪細胞は、残念ながら年齢とともに減少していってしまいます。
ですが!
私たちの体には
- 痩せる脂肪:褐色脂肪細胞
- いわゆるお肉:白色脂肪細胞
のどちらにも当てはまらない“ベージュ脂肪細胞”というものが存在していて、褐色脂肪細胞を活性化させるのと同じ方法で刺激を与えることで、褐色脂肪細胞と同じ働き(つまり痩せる脂肪の働き!)をしてくれるようになるそうです。
褐色脂肪細胞を活性化するには?
そんな素敵すぎる褐色脂肪細胞やベージュ脂肪細胞にはどんどん活性化してもらいたいですよね!
そこで有効だと考えられている方法が“冷やす”ことなんです。
褐色脂肪細胞は体のヒーターの役割を果たしているので、ヒーターを発動させるには寒さを感じさせるのが一番!というワケですね。
番組では、熱中症対策用のアイスベルトを使用する方法が紹介されていたので、私も早速購入して試しています。
私は、白元アースの「首もとひんやり 氷結ベルト」を購入しました。
アイスノンを入れてマジックテープでペタっと止めるタイプで、スペアを含めて4連のアイスノンが2個入っていました。
専用のアイスノンじゃなくても、ケーキ屋さんとかでもらう保冷剤もぴったり4個入ったので、凍らせるのが間に合わなかった時にはこちらも使えます。
これを1日2時間くらい巻いておくだけでOKだそうです。
(室温にもよりますが、アイスノン1回分でだいたい2時間くらい持ちました)
寒冷刺激の効果はあった?痩せた???
このアイスノンを巻いていると、夏場の家事がめちゃくちゃ快適なので、最近は痩せるという目的そっちのけで愛用しているのですが(笑)、たしかに、2時間くらいアイスベルトを巻いてから外すと首元が徐々にポカポカしてきて、身体中が熱くなる感じがあります。
これが褐色脂肪細胞が活性化しているということなのかな〜?
と思いながら約2週間くらい続けているのですが、体重やボディラインへの変化は全くありません(笑)。
「まだ褐色脂肪細胞を増やすフェーズなのかな?」
「褐色脂肪細胞を増やしたところで、本当に痩せるのかな?」
と疑問もいっぱいで、実際に痩せたと実感できるまでは遠〜い道のりになりそうな気もしますが、夏場は普通に快適なので、しばらくは続けてみたいと思います。
簡単に始められて、夏は普通に快適に過ごせるので興味のある方は挑戦してみてください。
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