【大人の読書感想文】活字とは思えない緊迫感がたまらない!東野圭吾「マスカレード・ナイト」

東野圭吾の新シリーズ「マスカレード」

突然ですが、私はミステリ小説が大好きです!!!

中でも、東野圭吾さんの作品が大大大好きです♡

デビュー当時の作品では密室トリックとかを扱う作品も結構あったのですが、最近では登場人物の心情にフォーカスした、泣けるミステリ小説を多く書いていますよね。

また、事件の真相に迫るだけでなく、登場人物の意外なつながりを紐解いていくのも東野作品の醍醐味。

そこが、普通のミステリ小説とは違った、東野作品でしか味わえない興奮の鍵になっているのではないかと思っています。

そして、東野作品といえば、シリーズ物が多いのも魅力ですよね。

すでに映像化されているものでは「ガリレオ」や「刑事・加賀恭一郎」などが有名です。

そんな東野作品の新たなシリーズとして人気を集めているのが、一流ホテルを舞台にした「マスカレード」シリーズです。

シリーズ1作目の「マスカレード・ホテル」。

シリーズ2作目にして「マスカレード・ホテル」より前の話(エピソードゼロ)を描いた「マスカレード・イブ」。

そしてシリーズ3作目、最新作の「マスカレード・ナイト」です。

今作も、ガリレオや加賀恭一郎シリーズに続く大作になるのではないかと期待しているファンも多いのではないでしょうか?

最新作「マスカレード・ナイト」を読みました

昨年9月に発売された、マスカレードシリーズ第3作となる「マスカレード・ナイト」。

文庫になるまで待とうかずーっと迷っていたのですが、ついに我慢しきれずに買っちゃいました!

そして、もちろん今回も一気に読破。

相変わらずのスピード感溢れる展開と、随所にちりばめられた謎と伏線にドキドキさせられっぱなしでした。

ネタバレなしで内容紹介

では、「マスカレード・ナイト」の内容をネタバレなしで紹介したいと思います。

興味のある方は参考にしてください(読書感想文っぽくしてみました)。

*〜*〜*〜*〜*〜*〜*〜*〜*〜*〜*〜*〜*〜*〜*〜*〜*〜

東野圭吾作品の新シリーズ「マスカレード」は、東京にある架空の高級ホテル「コルテシア東京」を舞台とした作品です。

主人公は、若手ながら敏腕女性ホテルマンとして支配人や客から絶大な信頼をおかれる存在の山岸尚美、そしてこちらも若手ながらキレた推理で一目置かれる存在の刑事・新田浩介の2人です。

そのほか、様々な人が行き交うホテルという場所を舞台にしている設定上、登場人物はかなり多いですが、それはこの小説の醍醐味でもあるので、一人一人の登場人物を頭でしっかりイメージしながら読み進めると、最後に待ち構える“伏線回収からの大どんでん返し”を存分に楽しむことができます。

さて、ホテルマンとして働く山岸尚美と、刑事である新田浩介がなぜ出会うこととなったのかというと、それはシリーズ第1作の「マスカレード・ホテル」までさかのぼります。

とある連続殺人事件の現場に残された謎のメッセージから、次なる事件がホテルコルテシア東京で起こることを突き止めた警察は、ホテルに潜入捜査することを決断します。

爽やかな見た目と、海外育ちで英語が達者という理由から新田刑事がフロント・クラーク(受付係)に扮して潜入することとなり、そこで同じくフロント・クラークとして働いていた山岸と出会います。

そして、とても頭が良くカンの働く山岸の存在は、難解な捜査にあたる新田刑事に思わぬ突破口を閃かせることもしばしば。

山岸の存在は新田刑事の活躍に大きな貢献を果たすのですが、その詳細は「マスカレード・ホテル」本編に譲ることとします。

第1作「マスカレード・ホテル」から数年後、警視庁に「ある殺人事件の犯人がホテル・コルテシア東京に現れる」との密告が届いたことから、警察は再びコルテシア東京への潜入捜査を決定します。

そこで再会を果たした山岸と新田の活躍が描かれたのが、最新作「マスカレード・ナイト」です。

前々作同様、ホテルマンに扮した新田刑事は客の一人一人に目を光らせ、怪しい人物を次々にピックアップしていくのですが、ホテルには偽名を使う客、夫婦を装って宿泊する一人客など、怪しい人物が次々にやってきます。

しかも今回犯人が現れると密告されたのは、参加者全員が仮装で参加するカウントダウンパーティー。

ただでさえ怪しい客たちが、素顔の見えない仮装姿で盛り上がる中、新田刑事は何を糸口に犯人を見つけ出すのか、最後まで気の抜けない緊迫した雰囲気が続きます。

そしてラストには、今回もスピード感溢れる大どんでん返しが!

活字を追っているだけとは思えないその臨場感は、読む人の心を一瞬にして小説の中の世界観へと誘ってくれます。

さて皆さんは、ホテルとは日常と虚構の間のような場所だと思ったことはありませんか?

高級ホテルに行くと、普段よりも背筋が伸びた気分になって、普段はしないようなことをしたくなるという経験をしたことがある人は多いと思います。

そういった意味で、ホテルを訪れる客は誰もが日常とは違う“仮面”を被っていると言っても過言ではありません。

程度の差こそあれど、客の全員が普段とは違った姿を見せるホテルを仮面舞踏会(=マスカレード)に見立てたセンスは、さすが東野圭吾だと思います。

客の被った仮面、そして犯人が被った仮面をどう見破り剥がすのか…が、このシリーズの一番の見所となっています。

キムタク&長澤まさみで映画化も!

早くも大ベストセラーとなっている「マスカレード」シリーズ。

2019年1月には、第1作の「マスカレード・ホテル」を木村拓哉さんと長澤まさみさん主演で映画化することも発表されています。

私のイメージでは新田刑事はフレッシュな爽やか系イケメンなので、キムタクではないんだけどな…(笑)。

長澤まさみさんはぴったりな配役だと思います!

とはいえ、公開を楽しみにしているのはまぎれもない事実なのですが。

続編もとっても楽しみな「マスカレード」シリーズ。

まだ読んだことがないという人は、ぜひ!

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