なぜ私の肌は常にニキビ、ザラつきがあるのか
中学生の頃の思春期ニキビに始まり、高校、大学、社会人になってからも、しつこいニキビ肌と闘い続けてきた私。
真っ赤なニキビやニキビ跡が頬やおデコなど顔全体にあったのでファンデーションでは隠し切れず、顔一面にコンシーラーを塗っていた時期もありました。
肌は常にザラついていたし、生理周期が巡ってもニキビが無くなることはなく、進学や就職とともに生活スタイルが変わったり、ストレスが軽減されても全くその影響を見せない肌に、すっかり諦めモードの人生を送っていました。
当時ふとした瞬間に考えていたことといえば、「それ以外は何もいらないから、肌が綺麗な人に生まれ変わりたい…」というものでした。
やはり、顔ってその人の魅力を伝えるとっても大切なパーツですし、中でも肌は顔の中でも大きな面積を占めるものなので、肌が綺麗だとそれだけで明るくて魅力的な人に見えるし、逆に肌が汚いと「生活荒んでそう」と勝手に思われてしまうものです。
肌質には体質や生まれつきが関係することも多いはずなのに、生活面まで勝手な先入観を持って見られるのは本当に損です!!
なので、就活を控えていた大学生の私は、面接練習そっちのけで美肌の研究にひた走っていました(笑)。
ただ、そんな努力の甲斐もあって、今まで長年私を悩ませていたニキビ肌から奇跡の脱却をはかることにも成功!
今では【薄づきファンデ&コンシーラーなし】でも自身を持って人前に出られるくらい、当時とは見違えるような肌に生まれ変わりました。
そんな私の地道な研究から導き出された、ニキビ肌の最大要因と、それを改善するためのポイントをお伝えしたいと思います。
ニキビ肌と皮脂対策に関係がないと気づいた朝
ニキビというと、【肌がオイリーなせい】というのが通説ですよね。
私もそう信じきっていたので、ニキビに悩んでいた頃はとにかく「皮脂対策用」や「さっぱりタイプ」の基礎化粧品を選んでいました。
ただ、それでは全然よくならないばかりか、むしろニキビが悪化の一途を辿っていきました。
それからしばらくして大学時代。
飲み会帰りでメイクを落とさずに寝てしまったことがありました。
当時の私はコンシーラーやリキッドファンデを「これでもか!」と重ねてニキビを隠していたので、朝起きた瞬間「やってもうた〜!」と鏡を見るのが怖くなるほどの後悔に苛まれたのを覚えています。
ただ、いざ洗面台に立ってクレンジング&洗顔をしてみると、明らかにいつもの寝起きとは違う肌をしていたんです。
いつもはキュウリの表面のようなボコボコが無数にできているのに、この日は心なしか、このボコボコが滑らかになっているような感じがしました。
メイクをしたまま寝ることは絶対に良くないことですが、この経験が私の美肌研究の突破口担ったことは間違いありません。
ニキビ肌と、赤ちゃん美肌との違い
当時の私の肌は先述の通り、まさに「キュウリみたいなイボイボ肌」。
しかも、ブツブツがあるだけでなく、全体的に硬くて「ダンボールみたいな触り心地」でした。
一方、私の周りにいる肌が綺麗な女の子たちの肌って、ふわふわしていてまさに「赤ちゃん肌」。つきたてのお餅みたいな柔らかい触り心地をしていたんです。
普段、自分のダンボール肌に触り慣れている私からしたら、この赤ちゃん肌はまさに衝撃的!
「こ、これが同じ人間の皮膚なのか…!?」
と、ますます自分の肌質を恨みたくなりました。
今まで、自分の肌と美肌との違いは【ニキビがあるかないか】だけだと思っていたのが、実は【ダンボールとつきたてのお餅ほどの差】があったことには、当時かなりの衝撃を受けました。
硬い肌とは?
【美肌の人と比べた時に、自分の肌が硬いんだ】と気づいてからは、今までのように「ニキビを作らないために」ではなく「肌を柔らかくするには」というのが私の肌研究のテーマになりました。
きっと、根本である肌質から改善しなければ、ニキビ肌は一生治らないと思ったからです。
そして、その肌質の違いこそが、肌の柔らかさだということも確信していました。
皮膚科で薬を処方してもらったこともありましたが、薬では一時的にニキビは改善するものの、肌の柔らかさは全く変わらず、薬をやめるとすぐにニキビが再発しちゃってました。
その後、この硬い肌の原因と対策法に気付くまでは更に数年の研究を要したわけですが…
話すと長いので、『どうすれば肌が柔らかくなるのか』という結果だけをお伝えしたいと思います。
硬い肌の原因はズバリ“角質”!
ダンボールのような硬い肌の原因を作っていたのはズバリ、角質だったんです。
角質とはターンオーバーによって剥がれた古い皮膚のことです。
私の肌は、ターンオーバーが正常でなかったり、また古い角質が剥がれにくい肌質のために、どんどんと古い角質が蓄積してしまうことで、硬い肌を作ってしまっていました。
また、古い角質が多いと毛穴も詰まりやすくなるので、
- ニキビ
- 毛穴詰まり
- 毛穴の開き
- くすみ
といった肌トラブルも誘発してしまっていました。
そして逆に、角質ケアを取り入れてからは肌がみるみるうちに綺麗になり、今ではこれらの肌トラブルとはほぼ無縁の生活を送っています。
ちなみに、今も私の肌は思春期の頃と変わらずオイリー気味で、Tゾーンのテカリも健在です。
それでも、肌はふっくら柔らかいし、ニキビだって全くできません。
角質ケアでの肌質改善を行ったことで、いかにニキビと皮脂が無関係だったかを改めて実感しています。
柔らかい赤ちゃん肌を手に入れるための改善ポイント
では、ふわっふわで柔らかい赤ちゃん肌を手に入れるため、私が取り入れているケアのポイントをお伝えします。
①クレンジング
クレンジングを選ぶ際のポイントは
- 肌をふっくら柔らかくしてくれるオイルタイプ
- メイクだけでなく角質もオフできること
- 汚れたオイルが毛穴に残ると後々トラブルにつながるので、オイル切れが良いこと
の3点です。
今までプチプラ、デパコスといろいろ試してきましたが、最近ではずっとアテニアの「スキンクリアクレンズオイル」で落ち着いています。
デパコスよりもメイクがしっかり落ちて、角質ケアもできるのに、洗い上がりの肌が凄くしっとり&ふっくらしているんです。
これだけの実力商品でありながら、1本1,836円(税込)とお手頃価格なので超優秀です!
無香料と、柑橘系アロマタイプの2種類がありますが、私は断然アロマタイプが好きです。
クレンジングはメイクを落とすだけでなく、その後のスキンケアを行うための土台を作る工程でもあるので、良いものを選ぶことはとっても大切です。
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②洗顔
アテニアの「スキンクリアクレンズオイル」はダブル洗顔不要タイプなので、メイクをしている日は肌の負担を軽くするためにも、洗顔料を使っての洗顔はしていません。
ただ、朝やノーメイクで過ごした日の洗顔は、クレンジングに変わるスキンケアの土台作りなのでとっても大切です!
洗顔料も、角質ケアしてくれるものを選ぶことが大切ですが、最近はダヴの洗顔料を使うことが多いです。
これを選ぶ理由としては、単純に「泡立てる必要がなくて楽だから」というのもありますが、「しっかり洗えるのに洗い上がりなめらかでつっぱらない」というのが大きいです。
洗顔料は泡タイプ、固形タイプ、クレイタイプ、チューブタイプなどなど…種類によって使い心地や洗い上がりが違うので、自分の肌に合ったものを選ぶのが一番ですが、その際のポイントとしては
- ふわふわな泡ができる
- 洗い上げた時、小鼻のザラつきなどがきちんと取れている
- 肌に水分がしっかり残っていて、つっぱり感がない
という3点を重要視してください。
洗顔料は、洗いすぎてもダメだし、洗えなさ過ぎてもダメ。
その絶妙なポイントを突いたアイテムを選んで使うことが大切です。
③拭き取り化粧水
そして、私が一番重要だと思っているのが、拭き取り化粧水のプロセスです。
拭き取り化粧水をコットンに浸してやさしく肌を撫でると、古い角質を取り除いて、一気にクリアな肌に導いてくれます。
(拭き取り後のコットンがびっしり茶色くなるので、最初は驚きというか快感でしたw)
肌が綺麗で拭き取り化粧水を使っているという人は結構多いんですよ!
拭き取り化粧水は洗顔をせずに使うこともできるアイテムですが、私は角質が頑固なので、必ず洗顔の後に拭き取りを行っています。
そして、気に入って使っている拭き取り化粧水は、ズボラボのものです。
拭き取り化粧水はデパコスからも多く発売されていますが、ズボラボは1本1,000円とプチプラなのに、しっかり角質をオフしてくれるし、全然満足です。
しかも、拭き取り化粧水はケチってしまうとコットンの摩擦で肌を傷つけてしまうので、値段を気にせずジャバジャバ使えることも大切です!
コットンにまんべんなくつけて、朝&晩と欠かさず使っていますが、1本で3ヶ月くらいもつので、コスパも大満足です。
④導入美容液
普段は拭き取り化粧水→化粧水というプロセスですが、それでも肌のごわつきが気になったり、肌の調子が落ちているなと感じる時は、化粧水の入りを良くするために導入美容液を使います。
導入美容液は、肌表面と肌内部にトンネルのようなものを作ってくれるので、その後に使う化粧水や美容液の浸透力を高めてくれる働きがあります。
導入美容液も、オイルや美容液タイプ、ジェルタイプなど様々ありますが、以前全ての導入美容液を同時に使う実験をしてみたところ、アスタリフトの「ジェリーアクアリスタ」が最も浸透力を高めてくれたので、もし使うならこれがオススメです!
トロンとしたジェルがいつの間にかギュッと肌に吸収されて、その後の化粧水の浸透率も飛躍的にアップさせてくれます。
もし、アスタリフトを使うのが初めてなら、公式サイトでジェリーアクアリスタを含む4商品のトライアルセットが1,000円で販売されているので、ぜひ気軽に試してみてください。(お試し後、購入のノルマや勧誘の電話などは一切ありませんでした)
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⑤化粧水
余分な角質をしっかりオフし、まっさらな肌が手に入ったらいよいよ化粧水です!
化粧水も、肌に合った好きなものを使うのが一番ですが、私は肌ストレスによるニキビなどのトラブルを防いでくれるディセンシアがお気に入りです。
潤いもしっかりキープしつつ、べたつかない仕上がりなので、テカリやすい私の肌にはぴったりです。
ストレス肌ケアでニキビができにくい肌にしつつ、高うるおい処方というのが他にはなくて気に入っています。
ポーラの妹ブランドなのにお手頃価格というのも、お財布に優しくて◎
そして、化粧水を使う時のポイントは、“とにかくたっぷり”!!
「ちょっと物足りないかな?」という時は2度付けしたりして、徹底的に水分を肌に入れ込みます!!
角質をオフしてクリアになった肌は乾燥もしやすいので、ここでガツンと水分を補給して、プルンプルンな柔らか肌を目指します!
ディセンシアも、公式サイトで10日間のトライアルセットが1,480円で販売されているので、よかったら試してみてください。
⑥乳液
美容液は使ったり、使わなかったりですが、乳液は必ず使います!
せっかく入念に入れ込んだ水分をギュッと保って、柔らかい肌をキープするためには仕上げの乳液が欠かせないんです。
ニキビ=皮脂だと思いこんでいた頃は、怖くて乳液も使えませんでしたが、しっかり乳液を使うようになってからの方が格段に肌の調子が上がりました。
オイリー肌で日中のメイク崩れが気になるなら、乳液を使ってから10分くらい経ってからメイクをすると、乳液をしっかり肌が吸収するのでベタつきも減りますよ。
急いでいるならたっぷりめの乳液を塗ってから、ティッシュオフするという方法でもOKです。
⑦リンパマッサージ
スキンケアの最後にぜひ取り入れてほしいのがリンパマッサージ!
リンパマッサージというと“むくみとり”のイメージが大きいと思いますが、実は老廃物を流すという意味ではニキビ対策、新陳代謝促進にも大いに役立ってくれるんです。
- 鎖骨上下
- 耳の下から首筋
- フェイスライン
- 頬骨の下
- 目周り
の順番で、優しく撫でるようにマッサージします。
この時大切なのは、
- ゴリゴリ力を入れて行わないこと
- 鎖骨に近いところからマッサージすること
の2点です。
ゴリゴリやってしまうと、逆にリンパを傷つけてしまうので絶対にNG!
そして、リンパは鎖骨下にある鎖骨下静脈がゴミ箱のような役割を果たしているので、ゴミ箱に近いところから渋滞を解消するイメージで、マッサージしていくのがポイントです。
+αケアの積み重ねで“赤ちゃんみたいな柔らか美肌”に!
ゴワゴワ…ブツブツな肌から抜け出し、赤ちゃんみたいな柔らかい美肌になるためには、「人より角質が溜まりやすい体質」であることを理解して、+αのケアを行うことがとっても大切です。
そして、角質ケアをきちんと行うことで、自分の肌をより理解し、美肌になっていくための道筋を作ることもできます。
ニキビ肌や硬い肌は生まれつき、体質だと諦めずに、ぜひ角質ケアを取り入れてみてください。
肌が変わると、人生変わりますよ!
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