お洒落&手頃価格で人気の人工大理石
ステンレスよりも断然お洒落で人気の高い人工大理石。
お家のキッチンに使われている方も多いと思います。
私自身、過去4度の引越しで【ステンレス】→【人工大理石】→【ステンレス】→【人工大理石】と、偶然にも交互に使用することになったのですが、やはり人工大理石キッチンの方がテンションが上がります↑↑
それに、特に白い人工大理石は汚れが目立ちやすく(調味料系の汚れだけでなく、積もったホコリもすごく目立ちます)、すぐに掃除する癖もつくので、ステンレスを使っていた時よりもより綺麗な状態を保てていたと思います。
傷つきやすく汚れやすい
お洒落で安価ということもあり大人気の人工大理石ですが、唯一の欠点とも言えるのが『傷つきやすく汚れやすい』ということ。
加工がしやすい分、柔らかいので、誤って包丁などが当たってしまうとすぐに深い傷ができてしまいますし、汚れで言うと、特に、色素沈着を起こしやすいです。
我が家の場合、緑茶を溢したときについた着色がかなりの厄介者でした。
急須やティーポットって、注ぎ口に残った1滴がタラ〜んと垂れてきてしまうんですよね。
で、気付いたら、輪っか状の着色汚れになっちゃってました。
実は、コーヒーや醤油、ソース、ケチャップなんかは、そんなにすぐに着色してしまうことはないんです。こぼしてから半日くらい放っておいても、拭けばすぐに落ちるんですが、なぜか、緑茶の着色スピードは群を抜いて速い速い!!!
緑茶に関しては「こぼしたらすぐ拭く」ではもう手遅れな気がします。
人工大理石に吸い込まれるように、すぐに着色してしまうので、着色汚れを防ぐには、何がなんでも緑茶と人工大理石を触れさせないこと!これに限ると思います。
人工大理石はクレンザーで削れない
とはいえ、やはり完全に汚れを防ぐのは難しくて、なんだかんだ着色しちゃうんですよね。
そこで、ネットで人工大理石の着色汚れの落とし方を検索してみると、ジフなどのクレンザーで磨くことをお勧めしてくるサイトが複数引っかかります。
が、これは絶対にNGだとハウスメーカーの方が教えてくれました!
やはり、傷つきやすいのが特徴の人工大理石。
クレンザーを使えば汚れは落ちますが、大きな傷ができてしまい、さらに汚れやすくなってしまいます。
つまり、汚れたらオシマイということ。
事実、耐久性も石やセラミックよりも劣るため、ハウスメーカーさんはここぞとばかりに人工大理石をケチョンケチョンにし、お値段が倍以上高い天然石やセラミックをお勧めしてきます。
ついに見つけてしまった!人工大理石の着色汚れを落とすスゴいやつ
ということで、素材としては消耗品感の強い人工大理石。
とはいえ、やはり安価というのは他の何にも変えがたい魅力ですし、他の素材よりも弱いとは言っても、10年20年は持つようにできています。
ならば、こまめなケアを続けて見た目が綺麗な状態をキープできさえすれば、何の問題もないですよね。
ただ、クレンザーで削るのがNGと言われてしまうと、早くも行き止まり感がありますが、実は…見つけちゃったんです!
クレンザーじゃないのに着色汚れが落とせるスゴいやつ!!
それは…
歯磨き粉です!(我が家はクリニカです)
こいつをちょびっとティッシュにつけて、クルクル優しく擦ってあげると、ものの数秒で着色汚れが綺麗に落ちてくれます。
汚れを落とした部分は使用前後で見た目や手触りに違いは全くなく、ほぼ無傷と言っていいと思います。
とは言っても、実はクリニカは研磨剤入りの歯磨き粉。なので、正確にはクレンザーと同じように薄く汚れを削っていることになります。
が、クリニカは毎日使いできる仕様の歯磨き粉。
つまり、毎日3回、ブラシを使ってゴシゴシと磨いても口の中を傷つけない程度のクレンジング能力しかないということです。(研磨効果の高い歯磨き粉は使用頻度が3日に1回とか、使いすぎないようにとチューブに書いてあるので、研磨効果を見極める際の参考にしてください)
歯は結構硬いけど、歯茎はどう考えても人工大理石よりもヤワヤワデリケート。
そんな部分にも使えているものなら、傷つきやすい人工大理石にも安心して使えますよね。
もちろんやりすぎはNGだと思いますが、数ヶ月に一度、汚れちゃった部分だけをケアするためのアイテムとしてはすごく有効だと思います。
どうしても落ちない着色汚れにぜひ使ってみて!
歯磨き粉の研磨力が弱いからと言って、ゴシゴシ強い力で擦る必要はありません。
優しくクルクル〜で十分汚れを落とせます。
人工大理石のお手入れにお困りの方はぜひ、一度試して見てください。
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