大阪府で震度6弱の地震!家の中はグチャグチャです
6月18日の8時ごろにあった大阪府を震源とする地震。
直下型だったこともあって、とにかく揺れが半端なかった!!!
今まで経験した地震とは、揺れの質とか体に感じるエネルギーとかが比べ物にならなくらいでした。
我が家はまさに震源地付近の大阪府北部なので、家の中はもうグチャグチャ。
被害状況を簡単にまとめると
- 食器棚からお皿がダイブして床が破片だらけ
- 本棚は無事でしたが、本は散乱
- 机やソファー、かなり重たいテレビ台、シューズボックス、冷蔵庫も30cmくらい動いていた
- サイドテーブル、アイロン台・アイロンは豪快に倒れてた
- 棚の上に置いていた小物系が全て床に落ちてぶっ壊れた
- 小さい観葉植物が床に落ちて床が土だらけに
- 冷蔵庫の中身もグチャグチャ
- ガスが止まる
といった感じでした。
地震大国に住んでいながらも、ここまで大きな地震に遭遇したのは初めてだったので、改めて防災、非常時への準備って大切だな、と思い知らされました。
あってよかった!非常食
今回の地震で頼りになったのが、常備食です。
恥ずかしながら、我が家では立派な防災セットは用意していないのですが、ちょこちょこと日持ちしそうな非常食は用意していました。
我が家ではライフラインのうち、ガスが止まってしまい
- お湯が出ない
- 水を沸かせない
- 料理できない
という状況になってしまったので、“お湯なしでOK”な非常食があって本当によかったです!
きっと今回の地震では、多くの人が『避難所に逃るほどじゃないけど、家は生活できるレベルじゃない』という状況に陥ってしまったことと思います。
そんな時でも食べられる、いざという時に助かった常備食、逆に使えなかった非常食を紹介します。
ペットボトルの水・お茶
我が家では、煮出したお茶を冷蔵庫にストックしているので今回は登場しませんでしたが、断水していたエリアもあるようなので、やはりペットボトル入り飲料はある程度用意しておきたいですね。
そしてなぜ、私が常にペットボトル入りのお茶をストックしているのかというと、「お茶を煮出すのが面倒な時に飲む用」として、です。
非常時にも役立ってくれのはもちろん、「今日は家事をやりたくない!」という状況でも活躍してくれるので、ストックしておいて損はありません。
また、今回は揺れがかなり大きかったので、冷蔵庫の中身もグッチャグッチャで…
ジャムやドレッシングの瓶が散乱したり、タッパーに入れた汁物が溢れていたり、天ぷら油用のポットが傾いてが溢れかけていたりしたので、最悪の場合冷蔵庫の中のお茶もダメになっていたかもしれません。
地震では「冷蔵庫に煮出したお茶があるから」は通用しないんだな、ということを痛感させられました。
缶詰めのパンやマフィン
そしてもう一つ、大活躍してくれた非常食が、缶詰入りのパンやマフィンです。
こちらは、パン・アキモトさんの「パンの缶詰」です。
私は購入したものは結構昔のものなので、日持ち13ヶ月と書かれていますが、今はパッケージも変わって、全て3年保存可になっているそうです。
そしてもう一つ、ストックしていたのがこちら。
IZAMESHI(イザメシ)の、缶詰入りマフィンです。
これは、1缶にマフィンが2個入っていて、なんと5年も日持ちします!
味もチーズ、あずき、オレンジがあって、非常食だけど選ぶ楽しみがあります。
これら、缶詰のパンやマフィンは、日持ちするのはもちろん、ふっかふかで非常食とは思えないくらい美味しいんです。
非常食って、なんとなく喉に詰まるような、カピカピに乾燥したものをイメージしている人も多いと思うのですが、この2商品はしっとりしていて、普通に美味しいので、どうしてもお腹が空いた時におやつとしても食べちゃっているくらいです。
今回は、早急にライフラインが復旧してくれましたが、もし何日間もガスや水道なし…みたいな状況になっていたことを想像すると、ストレスも相当なものになっていたと思います。
そんな時に、甘いパンやマフィンを食べられると、心もちょっとは安らぐと思います。
いくつか味の違うものを用意しておくと、選ぶ楽しみもあって、非常食であることを一瞬忘れさせてくれるので、おすすめです。
レトルト系非常食は使えない!
逆に使えなかった非常食は、レトルト食品系です。
我が家にはイザメシのレトルト(ハンバーグやおでん)もあったのですが、レトルトはなんせお湯が必要!!
水とガスがなければ食べられません。
しかも、味付けが結構濃くてしょっぱいので、喉が乾きやすくなってしまいます。
夏や断水している時には、余計に喉を乾かしてしまう非常食はNGですよね。
なのでこれは今後、非常時じゃないときに普通に食べたいと思います。
100均で買える防災グッズ
そして最後に、我が家の被害をかなり軽減してくれたアイテムを紹介します。
それがこちらの耐震マット。
私はダイソーで購入しましたが、どこの100円ショップでも売っていますよね。
耐震マットは、シリコンみたいに柔らかくてフニフニしたシートで、表面に粘着力があって、物をくっつけて固定することができるというものです。
くっつけると言っても、なんどもつけたり剥がしたりができる素材なので、くっつけたいものの表面を傷つけないのも便利なポイントです。
今回のような大きい地震の場合、「耐震用の突っ張り棒が効果を発揮しなかった」という声もあるようですが、やはりこのシートを挟むことでかなり倒れにくくなります。
私はこれを
- パソコン用モニター
- テレビ
- 大きな観葉植物
など、壊れたら経済的にイタイものや、倒れた時に部屋が汚れてしまうものなどの下に置いていました。
机や本は散乱してしまいましたが、電化製品が無傷だったのは、この耐震シートのおかげもあったと思います。
安いものなので、いざという時のためにぜひ取り入れてみてください。
これから購入しようと思っている防災グッズ
そして最後に、これから急いで購入したいと思っているものを紹介します。
それが、窓ガラスの飛散防止フィルムです。
大きな地震だと、やはり脅威になるのが窓ガラス。
我が家は寝室の枕元に窓があるので、今日は頭にガラスが降ってくるんじゃないかとヒヤヒヤでしたし、今夜も安心して眠れる気がしません…。
本当なら、地震がくる前に用意しておくことに意味があるものなのですが、この機会に家中の窓ガラスをしっかりカバーしておきたいと思います!
やっぱり備えって大切!
ついつい、「面倒」「邪魔になる」と後回しにしがちな防災。
でもやっぱり、自然災害はいつ降りかかってくるか分からないものなので、準備をしておくだけで非常時にも落ち着いて、安心して行動することができます。
まだ非常時への備えを行っていないという人は、ぜひ今回我が家で役立ったアイテムを参考に、備えをしてみてください。
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