鈴木奈々が「小池都知事は厚化粧」とコメント
9月30日に放送された「田村淳の訊きたい放題!」(TOKYO MX)で、コメンテーターを務める鈴木奈々さんが小池百合子都知事について「厚化粧とよく言われてるじゃないですか? 生で会ったらすごい厚化粧でした」とコメントし、炎上騒ぎになっているというニュースを目にしました。
彼女の発言に対しては、鈴木さん自身のSNSにまで抗議のコメントが寄せられるなど、ちょっと大変な騒ぎになっているようですね。
まず、小池さんは顔に生まれつきのアザがあり、それを隠すために医療用のファンデーションを使用していることを明かしていることから、彼女の化粧について「厚化粧」と切り捨ててしまうのは芸能人の発言としてあまりにデリカシーがなさすぎ。
そして、政治的な意見は無しに化粧だけを指摘してしまうところにも彼女の幼稚さが滲み出ていることは否めませんし、炎上してしまっているのも無理はないのかな?というのが私の印象です。
どこからが“厚化粧”なんでしょうか?
鈴木さんの炎上騒動についてはこの辺にしておいて、この発言で改めて“厚化粧”について考えさせられたので、ちょっとそのことについて綴っていきたいと思います。
そもそもみなさんは、どこまでが薄化粧でどこからが厚化粧という線引きをされているのでしょうか?
一般的に、厚化粧って年配の女性に対して使われる悪口という印象ですが、私はつけまつげを何枚もつけていたり、グロスが垂れてきそうなほどにリップを重ねたり、酔っ払いのように濃いチークを入れていたり…という、そのどれもが厚化粧に認定されてしかるべきではないかと思います。
化粧はその人の魅力を引き出すものであって、不自然さを与えてしまっては“失敗メイク”となるからです。
だから、メイクをしっかりしているオバさんばかりを厚化粧!!と罵るのはちょっと違う気が…。
薄化粧とナチュラルメイクの違い
なら薄化粧なら良いのか、といったらそうでもない。
ほとんど化粧っ気のない顔というのは、これまた貧相で清潔感がなくて不幸せそうで…あまり相手に良い印象を与えません。
きっと、厚化粧と同じくらい薄化粧も相手に与える印象は良くないと思います。
ならばナチュラルメイクはどうなの!?と思う人も多いと思いますが、ナチュラルメイクと薄化粧は似て非なるもの!
美肌、適度な目力、血色感ある唇など、ポイントは抑えつつ盛りすぎないというのがナチュラルメイクのポイントです。
これを勘違いして、ほとんど化粧をしていない就活生なんかを良く目にしますが、これは完全に間違った解釈!
会社員時代に人事に居たことがある私の実体験ですが、新卒も中途採用も、やはり身なりをきちんと整えて、適度にしっかりと化粧をしている人が選ばれるケースが圧倒的多数です。
やみくもに濃くする必要はありませんが、トラブルは上手くカバーし、自分を一番綺麗に見せられるメイクをすることは、世間が女性に求める“最低限”のようにも感じます。
そしてその最低限をクリアしている化粧が、その人にとってのナチュラルメイクになると言えましょう。
目指すは“すっぴん美人”
厚化粧が話題に上がるたびに「私もノーメイクで美人な顔に生まれたかった」と、恐らく誰もが思うのではないでしょうか?芸能人で例えるなら、綾瀬はるかさんや新垣結衣さんみたいな感じ?
世の男性の声も「ガッキーみたいな子と付き合いたい」と言う声が圧倒的多数ですよね。
ですが、こういった発言をする男性に詳しく話を聞いてみると、つまりは「ガッキーみたいな“すっぴん美人”と付き合いたい」というのが本音のようです。
もちろん、新垣結衣さんも綾瀬はるかさんもすっぴんでテレビに出ているわけはないので、ナチュラルだけど、きちんとポイントを押さえたメイクを施しています。
でも、2人に共通するのはやはり肌の美しさ。肌は顔の面積の大部分を占めているので、肌が綺麗になるとポイントメイクはバッチリしていても、清潔感のあるナチュラルっぽさを演出できます。
そして、これも実体験ですが、肌は手間をかければかけるほど輝いてくれる、数少ない期待を裏切らないパーツ。
高価な化粧水やクリームを使わずとも、手間を惜しまずにケアしてあげるときちんと応えてくれるので、決して諦めずに、怠らずにケアを続けてください。
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